自己紹介:
松本 有希子 Yukiko Matsumoto/Violin
2歳からヴァイオリンを始め、18歳で音大受験のため故・鷲見康郎氏に師事。フェデリコ・アゴスティーニ氏のマスタークラスを受講。第49回鎌倉市小・中・高学生コンクールにおいて優秀賞(第3位)受賞。専門学校国際スズキ・メソード音楽院(ヴァイオリン科指導者養成コース)卒業。6年間の在学中、ヴァイオリンを正岡紘子、豊田耕兒、舘ゆかりの各氏に師事。また、ヴィオラを豊田耕兒氏に、室内楽を豊田耕兒氏、舘ゆかり氏に師事。
18歳の時に人生の転機が訪れ、故・鷲見康郎先生との出会いによって、初めてヴァイオリンに情熱を感じる。鷲見先生のお宅で聴かせていただいた、先生の最も愛する音…クライスラーのレコードの音が忘れられず「真の音楽とは何か?」という問いへの答えを探す旅を決意。ヒントは先生の「これがヴァイオリンの音」という言葉であった。
その後、コンクールでスズキ・メソード出身の青年の奏でる音楽にクライスラーのレコードと同じものを感じ、大きな衝撃を受ける。
音大受験に失敗し、大学をわずか半年足らずで中退。大学の購買で偶然手にした、スズキ・メソード創始者、鈴木鎮一氏の書籍“愛に生きる”を読み、真の音楽がある世界なのではないかという希望を胸に、専門学校国際スズキ・メソード音楽院へ入学。以来6年間の在学期間で、音楽の真善美を求める中、人としても、真善美を備えた人間で在りたいという新たな夢を持つ。