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きょうは具合悪かった。

色々あって、過去の成果発表会のプログラム見たり、曲目解説読んでたら、
タイスの瞑想曲と、パラディスのシチリアーノについての解説が目に止まった。
どちらも、レパートリーにしている曲だからだ。

タイスは 精神と肉体の永遠の葛藤がテーマ、と書いてあったのが面白い。
曲目解説には、その人の目線が本当に出ると思う。それを書いた人が本当に精神と肉体のはざまで葛藤している人だった。
4世紀末のエジプトが舞台だということも知らなかった。

相反するものだと思っている人もいるけれど本当はそうじゃない。病は気からという言葉どおり、精神が肉体の状態を呼び込むと思う。

体が変わっていくことも面白いと思っている。生きてるって感じだよね。
でも、きっと男の人とつき合ったり、結婚したり、子供を産むチャンスがあれば、また、そのたびに変わっていくんだろうなあと思う。

シチリアーノについての解説で初めて発見したのだけど、ドゥシュキンが編曲していたのか!
元はピアノの曲だったのかなあ…
あの曲、大好きなんだよね。

ドゥシュキンは、ストラヴィンスキーのディヴェルティメントを編曲した人物。
非常にヴァイオリニスティックな編曲で、弾いててすごく楽しいけど、
シチリアーノがもともとどんな曲だったのか、すごく気になる。

ドゥシュキンが編曲していたと知って、ますますシチリアーノが好きになった。

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